東京では自転車のシェアリングが便利

東京でもそうですが、地方でも乗り捨てできる自転車、誰でも利用できる自転車のシェアリングが行われています。
環境省では自転車という環境にいい移動手段、レンタサイクルをコミュニティサイクルとして普及を目指すため、社会的実験が行われてきました。
現在、新宿区で自転車シェアリング事業が進められています。
今までのシステムと大きく異なる手法が、新宿区でレンタルした自転車を千代田区や港区など、ほかの自治体で返却可能となっている点でしょう。

東京では公共交通機関の利用が多く、渋滞も激しいため自転車での移動がとても便利です。
実際通勤に自転車を利用されている方がとても多くなっており、通勤に利用しない方でも、職場に自転車があり利用しているという事も多いです。

自治体の垣根を越えてこうしたレンタサイクルが利用できるようになっていけば、自転車を仕事、遊びの移動手段として有効利用できるでしょう。
東京のどこに住まいを構えているのか、またどこで仕事するかによって、今のところ利用できる区域が絞られていますが、レンタサイクル事業がさらに推進されていけば、どこに行くにも便利な移動手段として利用できるようになるでしょう。

東京でレンタサイクルが利用できるエリア

東京は公共交通網が充実していますが、渋滞もありますし、時間帯によっては電車がかなり込み合うという事もあります。
そのため、公共交通先進都市と呼ばれる東京であっても、自転車の利用が促進されています。
海外ではすでにレンタサイクルが充実している都市もあり、ビジネスマンも旅行者も、このシステムを知っている方は非常に便利に利用されています。

現在東京では、新宿、千代田、港、中央、江東など5区内で自転車のレンタルが可能です。
新宿でレンタルした自転車を港区で返却など、5区内の中であればどこでも自由に返却できるというシステムとなっています。
24時間、いつでも好きな時間に利用できるので、ビジネスで利用したいという方にも、遊びで利用したいという方にも便利です。

自治体の垣根を超えていませんが、世田谷区や江戸川区は単独で独自のレンタサイクルを実施しています。
この場合、世田谷区で借りた自転車は世田谷区に返却ということになりますが、単独利用できる区内では利用可能となりますので、この辺りに暮らしている方、仕事されている方にとっては非常に便利に利用されています。
この先、環境ということにも考慮し、自転車利用の普及、レンタサイクル事業の推進が継続していくと考えられます。
とても便利な取り組みなので、環境をよくする取り組みとして全国区で広がりを見せてほしいと感じる事業です。