全国で起きる架空請求トラブル

東京に住んでいるだけではなく、全国で架空請求に関するトラブルが増えています。
以前は、アダルトサイトなどの利用に関する架空請求が多かったものですが、最近ではかなり多様化してきており、男性だけがターゲットではなくなってきているのです。

アダルトサイトでの架空請求の例としては、有料アダルトサイトと称するホームページを開けてしまい、登録完了という文字が画面に出たことから焦り、消去するために個人情報を教えてしまいメールが届くようになるというのがパターンでした。
どこかに後ろめたさがあるため、架空請求が着ても何とかしたいと思い、料金を支払ってしまったケースもあったものです。

あとは、全く身に覚え名のない架空請求がメールで届き、そんなものは知らないと返信してしまったがために、個人情報が洩れてさらに多くの架空請求が来るというケースでしょう。
だんだんと泥沼に引き込まれていき、支払ってしまうこともあったのです。

現在では、こういったケースは相手にしないということが重要であると知られてきました。
メールが届いたから、登録されたと表示されたからといって返信してしまうと、そこから個人情報が漏れてしまいます。
さらに大きな流れにのみ込まれていきますので、絶対に返信はしないということが重要です。

根本的な問題としては、怪しいサイトにはアクセスしないということも重要になります。
うしろめたさを狙って架空請求も来ますので、自分の身を守るために、危ない橋は渡らないということが何よりだといえるでしょう。

それでも架空請求が来る場合には、こういったサイトから情報を整理してみることが大切です。
>>http://www.kokusen.go.jp/soudan_now/twoshotto.html

国民生活センターのサイトですが、重要なポイントは、利用していないのであれば払わないということです。
不安な時には、国民瀬克センターに連絡してみるのもいいでしょう。

狙われるのは大人だけではない

成人が狙われるだけであれば、対処のしようもあります。
しかし、最近では子供たちも架空請求のターゲットとなってきているのです。
>>http://www.tokyohelpdesk.jp/consult/jirei/kakuu.html
こういったサイトでも例が出てきていますが、青年男子がターゲットにされるだけではなく、興味本位の女子も狙われたりすることがあるのです。

子供たちも、最近では携帯を持つのが珍しくなくなりました。
検索をしている間に、何か怪しいサイトにつながってしまい、いろいろ通している間に登録完了などに釣られてしまうことがあるのです。

契約が成立していなければ

まず、基本となることですが、登録完了と出たからといって、本人の承諾や意思確認なくして契約は完了しません。
さらに、事前に十分な説明をしなければならず、契約内容がわからないような状態は、契約者に不利になるため、成立しないものなのです。
何事もまずは冷静に考えることが重要になります。

架空請求であれば、お金は絶対に支払ってはいけません。
カモにされるだけで、架空請求は止まりませんし、さらに増えることになるのです。

国民生活センターや消費生活センターに連絡してみるのとはベルに、民間窓口も存在します。
>>http://housen-sos.net/
相談は無料で、完全にトラブルとなってしまっている場合には、こうした民間機関を利用する方法もあるのです。

最短で解決する方法としては、弁護士に依頼するというのも一つ方法になります。
法的根拠を突きつけ、二度と連絡させないようにすることもできますし、実際に被害が出てしまっている場合には、損害賠償請求を考えることもできるのです。

ですが、これも相手がいての話になります。
よく見えない相手との交渉となりますので、専門家を利用するというのも、トラブルから抜け出すためには大きな手段となるのです。