東京で起きた盗難事件

東京は非常に多くの人が全国から集まりますが、その分犯罪も増えやすく、盗難事件も各地で起こっています。
そんな数ある盗難事件の中でも珍しい事例が水道メーターが盗難されるという事件で、住宅に設置されている水道メーカーが盗難されるという事件が発生しました。

もし自宅の水道メーカーが盗まれてしまった場合、様々なトラブルに巻き込まれる可能性が出てくるので、もしものときのためにも、防犯対策をきちんとこなし、思わぬトラブルに巻き込まれないようにしておきましょう。

意外な被害・水道メーター

盗難事件というと住宅内のものが盗まれるのをイメージしますが、時には思いもよらないものが盗まれることもあります。
水道メーターもそうしたものの一つで、盗難された水道メーターには住宅に取り付けられているものだけでなく、古くなって水道局で回収された水道メーターが、まとめて盗難されたケースもあったといいます。

いまひとつイメージできない水道メーターの盗難ですが、東京だけでなくほかの地域でも同様の事件が見られるようになっているそうです。

どんな被害に遭うのか

水道メーターが盗まれたとはいっても、水道局が困るだけで実生活には影響があるのかと思った方もいるかもしれませんが、実際に水道メーターがなくなると思わぬ被害に巻き込まれます。
一番大きな問題が水道が使えなくなるという点で、水道メーターは住宅に水を送るための給水装置の一部を担っているので、水道メーターが取られてしまうと、給水機能まで失われることとなり、結果として水道が使えなくなってしまいます。

もし水が急に止まってしまったときは、水道メーターがあるかどうか確認して、無い場合は各自治体の水道局に連絡してください。

目的は何?

そもそもどうして水道メーターを盗むのかというと、水道メーター自体が目的というわけではなく、水道メーターに使われている金属類を換金するのが大きな目的といわれています。
水道メーターには砲金と呼ばれる銅、スズ、ニッケルといった金属で作られた合金が使われており、それを換金してお金にしていると考えられています。

水道メーター一つからは0.8kg~1.6kgの砲金が取れるそうで、複数の水道メーターを盗難すれば、まとまった量の金属を確保することが出来るだろうといわれています。

被害に遭わないためには

水道メーターの盗難被害に遭わないためには、自宅が盗難に向いていない場所だとアピールすることが大切です。
玄関先にセンサーライトや監視カメラやダミーカメラをつけておけば、それだけ出防犯意識が高いとアピールできますし、水道メーターが取り付けられている場所にセンサーライトやセンサーアラームを取り付けておけば、誰かが侵入してきたときに音や光で知らせてくれます。

そのほかにも色々な防犯グッズがあるので、それらを使って泥棒が近寄らない環境づくりに努めましょう。

東京で暮らすための防犯意識

東京は住んでいる地域によって治安の良し悪しがあるので、なるべく治安の良いところを探すのが基本ですが、治安の良いところに住んでも、何かのトラブルに巻き込まれる可能性はゼロではありません。
東京で安心して暮らしていくためには、自分の身を自分で守る努力をすることが大切なことなので、水道メーターの盗難に限らず、住宅の侵入などのトラブルに巻き込まれないよう、防犯対策をしっかりこなしましょう。