美容に関するトラブル

東京都消費者生活総合センターとは東京都内に住む方を対象に、消費者を対照にした様々なトラブルに対応する窓口で、ジャンルを問わず様々なトラブルの解消に努めてくれます。
女性に多いトラブルだと美容関連のトラブルが多く報告されており、場合によっては健康被害に発展するケースも見られます。

『過去の相談』
まつげエクステをつけてから目が赤く腫れ、強い痛みを感じるようになったので、眼科で相談したところ、角膜が傷ついていると診断されました。

回答
まつげエクステのサロンでは美容師が処置を行うことになっているため、悪質な店舗の場合は衛生面に気を配らずにずさんな対応をするところがあります。
きちんとした店舗ではリスクについて説明されるので、そうした説明を受けた上で処置を行う必要があります。

そうしたリスクについて答えられない店舗は利用を避け、万が一目に異常が出来たときには眼科を受信しましょう。

不動産に関するトラブル

東京都消費生活総合センターでは不動産関連のトラブルの相談も見られます。
不動産トラブルは大きなお金が動くことも多いので、それこそ生活にかかわる相談も数多く報告されています。

『過去の相談』
2年間居住したマンションを退去することになったところ、退去に当たって契約書に記載されたエアコンのクリーニング費用を請求された。
さらに大家による室内点検を受けた際には無かった修繕費用を請求されてしまった。

回答
退去時のトラブルを避けるためには、入居時に部屋や設備の傷、汚れなどを前もって立会いの下確認しておき、写真撮影して記録をとっておきましょう。
借主が住んで使用するうえで、常識的な範囲で発生する建物価値の減少分については借主が負担する必要はありません。

故意や過失などによって著しく損耗・毀損してしまった場合、それはもとの状態に復旧させなければならないとガイドラインで明記されています。
その費用は貸借人負担ですが、経年変化や通常の使用による損耗などの修繕費用は賃料に含まれていないので、原状回復費を求められた場合、問題なく使った場合の損耗の費用については、貸借人が支払うべき費用ではありません。

情報セキュリティトラブル

インターネット環境が整備されてからは、東京都消費者生活総合センターに情報セキュリティに関するトラブルが数多く報告されています。
十分な知識があれば対処できる問題でも、知識が無いとまったく対処することが出来ないので、近年では情報セキュリティに関する知識をより深めるためにどうするかが問題視されています。

『過去の相談』
パソコンでアダルトサイトを閲覧し、無料動画と書かれたリンクをクリックしたところ、「登録が完了しました」と表示され、料金の支払いを請求されるようになりました。
表示はいくら消しても戻らないのですが、料金を支払うと元に戻るのでしょうか。

回答
アダルトサイトを閲覧した際、何の登録もしていないのに現れる「登録が完了した」という表示は、ワンクリック詐欺と呼ばれる典型的な詐欺でよく見られる手口です。
表示された段階で料金を支払うことで支払う必要の無い代金を騙し取られたり、個人情報を入力させて、さらに高額な商品を売りつけられたりと、様々な被害が発生します。
表示が戻らない場合はコンピューターウイルスに感染している恐れがあるので、パソコンの「システムの復元」や、ウイルス駆除ソフトなどを用いて、パソコン内に残っているウイルスを駆除する必要があります。