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高齢者対応ということを考えなければいけない時代

東京で暮らすことを考えた場合、自分たちだけではなくお年寄りをつれていくことも考えなければいけないでしょう。
それだけではありません。
いずれ自分たちだって高齢者になるのですから、安心して暮らせるような、高齢者に適した住まいということを考えておかなければいけないのです。

自分たちで、適した住まいを作ってしまうということもあるでしょう。
そうではなく、東京という多くの物件を抱えた環境を考えれば、選び出すという選択肢もあります。
問題は、高齢者に適した住宅とは一体どんなものなのか、明確に知っておくことなのです。

住むためにバリアフリー化されているかどうか

高齢者ということを考えれば、住宅の中でつまずいたりしないように、バリアフリーにするということがあげられます。
年齢が上がると、若年層では全く気にならないような段差でも、足がうまく上がらないことでつまずいてしまうことがあります。
これが大きなけがになることがあり、段差はできるだけ作らないということが大きな意味を持ってくるのです。

バリアフリーの重要性は以下のサイトの通りです。
高齢者の安全を考えるならば、確実に押えたいポイントでしょう。
>>http://www.doubledavenger.com/01/003.html

トイレやお風呂といったところに手すりをつけ、安全に配慮するということも大切です。
立ち上がるときには、大きな力が要るものです。
手すりがあるかどうかで、使用感は全く異なりますし、安全に使用することができます。

お風呂に関しては、内部で段差を低くしたりすることで、一人で使用することもできるようになるでしょう。
浴槽の側面にも手すりがあれば、自分の力で上がれるようにもなるものなのです。

高齢者に適した住宅を建てようと思ったり、探したりするときには、こうしたバリアフリーは大きな条件となります。
立地的に配慮された物件もありますが、内部が適しているかどうかを考えておかなければ、大変住みづらいものとなってしまうでしょう。

サービス付高齢者向け住宅

高齢者が安心して暮らせるという点で、高齢者に対するサービス付の住宅制度も利用することができます。
サービス付高齢者向け住宅といいますが、設備に関して高齢者にふさわしいバリアフリー化がされており、原則ですが25平米以上の床面積を持っています。
医療や介護、生活支援サービスが併設されている場合もあり、何かがあっても安心して暮らすことができる環境整備がなされているのです。

さらに、支払う料金は、敷金と家賃、サービスに対する対価のみですので、住むということに不安を覚えないでも済むようになされているのです。
こういった措置がなされているため、非常に人気のあるサービスであるといえるでしょう。

入居を考えている場合には、どんなサービスがあるのかも確認しなければいけません。
そんな時には、東京都都市整備局住宅政策推進部民間住宅課や各市町村に設置されている高齢者住宅担当窓口に問い合わせしてみるといいでしょう。